●ユダヤ教:旧約聖書
●キリスト教:旧約聖書・新約聖書
●イスラム教:旧約聖書と新約聖書の4福音書・コーラン
ユダヤ教が最初にあって、旧約聖書(ヘブライ語聖書)が作られた。その旧約聖書をイエスキリストが新しくして、
新約聖書としたのが、キリスト教だ。
さらに、ムハンマドがそこから作ったのがコーランなのだ。
聖書(せいしょ)とは、キリスト教、ユダヤ教及びイスラム教の教典、正典。世界一発行されている本として
ギネス・ワールド・レコーズに登録されている
コーランは、旧約聖書からの引用が多数ある。アダムとイブの話、ノアの洪水、族長アブラハムが息子を神への犠牲に捧げようとした話しなどはそのままそっくり出てくる。
ユダヤ教でいうヤハウエ、ヤーヴェ、そしてイスラム教でいうアッラーも、ただの呼び名の違いで「神」を意味している。
旧約聖書では神は「怒りの神」「熱情の神」「律法を与える神」として登場し、多くの預言者を通して神の言葉をユダヤ人に伝えてきました。
新約聖書では神は「悔い改め」と「無限の赦し」を伝える神として、イエス・キリストを通してこの世に現れ、ユダヤ人にも異邦人にも伝えてきました。
イスラム教の「コーラン」は旧約聖書のように「怒りの神」「戒律を与える神」が再び登場してきます。
旧約聖書の「レビ記」でも読んでいるかのように、延々と戒律が書かれていています。天使ガブリエルがムハンマドを通して語らせた。
旧約聖書に出てくるユダヤの族長アブラハムの妾ハガルが、本妻サラに虐げられて息子イシュマイル(アラブ人の祖とされる)と砂漠を放浪、死にそうになったところで天使に泉を示される、そのザムザムの泉が今でもある。
本妻サラが生んだ息子がイサクで、その子孫がユダヤ人。その中からイエスキリストが生まれる。 |